【京都金杯】ドゥアイズは武豊騎手と初コンビで重賞初制覇を狙う 庄野師「どんな競馬をするか楽しみ」
<栗東トレセン> ターコイズS3着ドゥアイズは武豊騎手と初コンビ。11度目の重賞挑戦で初タイトルを狙う。「前走も内容は悪くなかった。どんな競馬をするか、楽しみです」と庄野調教師。ハンデ55・5キロに関しては「前走と同じですから、気にしていません」と意に介さない。 シャドウフューリーは前走のリゲルSで、実績がなかった右回りでV。ひと皮むけた印象だ。杉山晴調教師は「以前とはイメージが違ってきて、成長しています。休み明け3走目ですが、前回よりも状態はよさそうです」と話した。 キープカルムは4走前からマイル路線を歩み、2、1、1、3着と安定している。昇級戦となった前走のリゲルSで3着と、早々にめども立てた。中竹調教師は「ここを目標にひと叩きして、いい雰囲気。しっかり成長して、完成形に近づいてきましたね」と声を弾ませる。 僚馬で昨年の覇者コレペティトールは全4勝中3勝を11月から1月に挙げていて、気温が低い時期に良績がある。師は「他力本願になるが、寒い時期はいいのかも。状態面は大きく変わっていない。条件も問題ないです」と話した。 アスクコンナモンダは中京で5戦4勝。実績のあるコースで巻き返したい。片山助手は「2走前に勝っている舞台。能力はあります。レースも上手になっていますし、いい競馬を期待しています」と語った。 セルバーグは中京マイルは【2・0・2・1】と好相性。近走は差す競馬に脚質転換して、しっかり伸びてきている。鈴木孝調教師は「前走(スワンS8着)も大きく負けているわけではない。ここを狙って調整を進めてきましたし、待ちに待った舞台で楽しみです」と前向きだった。