<センバツ・頑張れ広陵!>「打ち返す 気構え必須」 初戦・二松学舎大付 勝利への鍵は /広島
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の広陵の初戦(第3日)の相手が二松学舎大付(東京)に決まった。選手たちは相手について「『打』のチーム」と評する。強打者をそろえ、高い攻撃力を抑えることが勝利への鍵になりそうだ。 二松学舎大付は甲子園は春夏通算で11回出場。2021年夏からは4季連続で出場している。 昨秋の都大会では、チーム打率は3割7分2厘。昨夏の甲子園で本塁打を放った片井海斗選手(1年)が3本塁打を含む13安打とけん引した。片井選手を筆頭に毛利拓真選手(2年)、神谷虎之介選手(1年)も打率4割超と攻撃陣は豊富だ。 広陵の高尾響投手(1年)は「積極的にバットを振る印象。低めの直球やカーブを織り交ぜて、打たせて取りたい」と意気込んだ。中井哲之監督は「打力のチーム。無駄な失策でビッグイニングを作らせないのがテーマ。相手が打ってくるならこっちも『打ち返そう』という気構えも必要だろう」と話した。【安徳祐】