セルビア代表GKペトロビッチに退団の可能性浮上 チェルシーは新しいGK獲得を検討か
23-24シーズンはリーグ戦23試合に出場
チェルシーは今夏の移籍市場で新たなGK獲得を目指すようだ。 『BBC』によると、チェルシーは現在セルビア代表GKジョルジェ・ペトロビッチの売却に動いているという。同クラブの新たな新指揮官を務めるエンツォ・マレスカ監督は足元に定評があるGKを求めており、ボールスキルではなくセービングに定評があるペトロビッチは自身のスタイルに合わないと判断しているようだ。 母国セルビアのチュカリチュキでプロキャリアをスタートさせたペトロビッチは、2022年4月にMLSのニューイングランドに完全移籍すると、加入初年度からMLS年間最優秀GK候補で2位になるなど存在感のあるプレイを連発。その後2023年8月にチェルシーへ移籍すると、プレミアリーグ初挑戦ながらも迎えた23-24シーズンはリーグ戦23試合に出場し、クリーンシートを5試合記録するなど、怪我で離脱していたGKロベルト・サンチェスから正守護神の座を奪う活躍を見せていた。 そんなペトロビッチだが、今夏チェルシーを退団する可能性が浮上。同メディアによると、チェルシーはペトロビッチの売却を急いでおり、既にセリエAのジェノアに売りに出したとのこと。しかし、ジェノア側は同選手獲得にかかる費用が高すぎると判断し、獲得を断念。移籍は実現しなかったようだ。 プレミアリーグ1年目ながらもチェルシーで大きなインパクトを残したペトロビッチだが、僅か1年でクラブを去ることになるのだろうか。今後の動向から目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部