周りから「太ったね」と言われ筋トレ開始 くびれボディを作り上げた60歳がコンテスト2冠!目指すは「夫婦で大会出場」
10月26日(土)、藍住町総合文化ホールにて『ベストボディ・ジャパン2024徳島大会』が開催され、みち(60)さんが、ベストボディ・ジャパン部門とモデル・ジャパン部門のプラチナクラス(60歳~)でダブルグランプリに輝いた。ベストボディ・ジャパン協会が運営するボディコンテスト『ベストボディ・ジャパン(BBJ )』は、一般的にイメージされる筋肉量の多さを競う大会ではなく、バランスのとれた肉体美と見た目の美しさが評価される大会で、『モデル・ジャパン(MJ)』部門は、女性の場合ウエストにくびれのあるスリムな身体かつ、バランスの取れた肉体美と見た目の美しさが評価される大会だ。 【写真】「若々しい!」60歳・みちさんのスリムな大会写真を見る
周りからの「太ったね」で筋トレ開始
みちさんは60歳とは思えないバランスの取れた美しさで周囲を魅了し、BBJとMJの部門でゴールドサッシュをダブル受賞した。 「大会は毎回、ドキドキワクワクの緊張感があります。経験はまだ少ないですが、重ねるにつれたくさんの刺激と新たな目標が生まれるので、大会への参加がとても楽しいです」 周りから「太ったね」と言われることが辛く、ボディメイクを始めたというみちさん。 「年々増えていく体重に焦りを感じ、4年前に自己流で食事制限とウォーキングを組み合わせたボディメイクを始めました。自分なりに頑張っていたつもりでしたが、身体は全く変わらず……。悩んだ末『このままではダメだ!』と思い、パーソナルトレーナーさんの元でトレーニングを開始しました。今振り返ると自己流ダイエットのときは、ご飯を食べずにお菓子だけ食べて、食事量を少なくしたつもりになっていましたね。タンパク質の摂取量など、栄養面のことは全く考えていなかったです」 医療関係の仕事をしている多忙なみちさんは、不規則な勤務時間の合間を縫って、トレーニングに励んでいる。 「パーソナルトレーナーさんから『痩せるには、目標があった方がいいですよ』と勧められ、大会に出ることを目標に掲げました。大会に出るようになって、今年で3年目です。トレーニングは週に2回、パーソナルジムと自分でジムに通って1時間ほど行っています。大会前になると有酸素運動目的で、ジムに通う頻度が増える場合も。仕事の時間が不規則なので睡眠が取れないこともありますが、どうにか頑張っています」
時間が合えば夫婦でジムへ 「2人で大会出場」が目標
みちさんが頑張っている理由の一つに、夫の存在がある。 「いつも『ボディコンテストでは人と比べず、自信を持って頑張れ』と応援してくれる夫の優しさに、とても感謝しています。私の身体が変わっていくのを見て、夫も筋トレを始めました。時間が合うときは夫婦でジムに行って、お互い助け合いながら一緒にトレーニングをしています。メタボリックな体型だった夫の身体も、筋トレを始めて変わってきました。いつか、夫婦で一緒にBBJの大会へ出場したいですね。これからも大会出場を目標に、体調に気を付けながら楽しくボディメイクを続けたいと思います」
取材・撮影:山口夏織