洗濯物を干すだけの場所になっていませんか?狭いベランダをおしゃれに変身!プロがこっそり教えるプチリフォーム術
・軒のない、極寒地ではないベランダ(バルコニー)なら 軒がないベランダでも、極寒地のような寒さに襲われない地域であれば、庭木向けの植物を育てることができます。軒のある場所に比べて、日差しや雨が直接当たることを考慮しておきましょう。 【5】オリーブ ■科目:モクセイ科 ■原産地:地中海 ナチュラルさが魅力の木。基本的には屋外で育てる品種で、日光を好むため、日の光がよく当たる場所で育てましょう。5~6月頃に小さな白い花が咲きます。オリーブの実は、塩漬けやバージンオイルとして楽しむことができます。ただし、オリーブは一本だけでは受粉しづらく実がならないことがあるのでご注意を。 【6】ユッカ ■科目:リュウゼツラン科 ■原産地:中央アメリカ 日が当たる場所で元気に生長する「ユッカ」。日本では、象のように太く育つ幹の様子から、「エレファンティペス」と呼ばれる「ユッカ・ギガンティア」が一般的に流通しています。耐陰性が弱いという特徴があります。 ほかに、「フェイジョア」「月桂樹(ローリエ)」「ギンバイカ」などもおすすめです。
・つる性植物でグリーンのカーテンを! 縦に伸びる性質のつる性植物は成長すると目隠しのように使えます。夏場の暑さ対策としても活用できそう。 「1本ずつが細く、植物自体はそれほど大きくありませんが、フェンスのようなものに絡ませていくことで、グリーンのボリュームが出せます。幅を出さずに、自分で考えた面でつくれるという利点があります」 【7】ヘデラ(アイビー) ■科目:ウコギ科 ■原産地:ヨーロッパ・北アフリカ・アジア 暑さにも寒さにも強いイングリッシュアイビー。鉢に植えたり、ハンギングバスケットを使って吊るしたり、背の高いほかの観葉植物の根元で育てたりといろいろな楽しみ方ができます。 基本的に明るい場所を好みます。春夏より秋冬の方が強い光が必要なので、寒くなったら光の当たるところに移すのがおすすめです。土の表面が乾きかけたら水を与えましょう。 【8】トケイソウ(パッションフラワー) ■科目:トケイソウ科 ■原産地:中南米 日光を好む多年草のトケイソウ(パッションフラワー)。まるで物語の世界に出てきそうなユニークな花を咲かせます。また、ラベンダーやカモミールのように不安感を和らげるハーブとして用いられることもあります。 【9】クレマチス ■科目:キンポウゲ科 ■原産地:北半球など クレマチスには春に咲くものや秋に咲くもの、1年中咲くものなどさまざまな種類があり、色もペールピンクから深い紫までバラエティに富んでいます。花や葉は日当たりのいい場所を好みます。