旧優生保護法めぐり 国と原告団ら基本合意書に調印
日テレNEWS NNN
旧優生保護法のもと強制的な不妊手術などが行われた問題で、全面的な解決にむけ、国と原告団らが基本合意書に調印しました。 基本合意書には、冒頭に「悔悟と反省の念を込めて深刻にその責任を認めるとともに、心から深く謝罪する」などと国による謝罪が示されています。 その上で、全被害者の補償実現に向け、相談窓口を整備することや二度と同じ過ちを繰り返さないために第三者機関による徹底的な調査・検証を実施する事などが示されています。 16歳の時に何もしらされず強制不妊手術をうけた飯塚淳子さんは調印後、次のように話しました。 飯塚さん(仮名) 「遅すぎたとはいえ、きょう基本合意は優生思想や障がい者への差別のない社会をつくる一歩になります。今後、総理大臣や担当大臣がかわっても、きょうの合意の内容を確実に実現させることをお願いいたします」