小田凱人/ジョコビッチ組 19歳差ペア勝利、全豪OPエキシビに登場<男子テニス>
全豪オープン
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の会場で9日、エキシビションマッチが行われ、世界ランク7位のN・ジョコビッチ(セルビア)と車椅子テニスで世界ランク1位の小田凱人がペアを組んでダブルスを戦った。 【動画】小田凱人/ジョコビッチがペアを組みエキシビションマッチに登場! 18歳の小田は昨年、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でタイトルを獲得したほか、6月に行われたパリパラリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)では、シングルス史上最年少で金メダルに輝き、ダブルスでも銀メダルを獲得。9月に行われた木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/東京、ハード)では大会2連覇を達成した。 その小田は今回、元世界ランク1位で37歳のジョコビッチとペアを組んでエキシビションマッチに登場。同大会で優勝経験があるD・オルコット(オーストラリア)/H・デービッドソン(オーストラリア)組とタイブレークを戦った。 車椅子テニスのスペシャリスト達を相手に翻弄されるジョコビッチを終始フォローした小田。鋭いサービスを放ちエースを決めた小田にジョコビッチも思わず「僕のサービスより速い」と小田を称賛した。最後はオルコットのバックハンドがアウトとなり小田/ ジョコビッチ組が7-5で勝利した。 なおジョコビッチは12日に開幕する同大会に第7シードで出場。1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場する19歳で世界ランク133位のN・バサバレディ(アメリカ)と対戦する。