よねを演じる土居志央梨「弁護士バッジを着けてもらった時は、泣きそうになるぐらいうれしくて」
――轟太一役の戸塚純貴さんが「同世代のキャストが多くて、すごく楽しくやっている」とおっしゃっていましたが、あらためて、土居さんからキャストの皆さんとの印象的なエピソードを教えてください! 「学校にいる気分というか、特に学生時代の撮影をしていた時は、もう本当に学校の仲間っていう感じで、すごく心を許せるメンバーでした。お芝居のことはすごく真剣に話し合えるし、くだらない話もできるし。エピソードは…、あり過ぎて覚えていないです(笑)。毎日いろんなことで笑っていました。沙莉ちゃんと共演した経験もあって、最初からすごく信頼していましたし、純貴くんは同い年なので刺激にもなって、本当にありがたいですね。明るい人がとにかく多い現場です」 ――ちなみに、戸塚さんが「土居さんがすごくゲラでいつも笑われている」とおっしゃっていたのですが、戸塚さんのどういったところが面白いんでしょうか。 「リハーサルの時から様子を見ずに、100%でガンッとやるんですよ。その思い切りの良さに、つい笑顔になってしまいます。と言いつつ、格好いいシーンで、食べている米粒を飛ばしてきたり、抜けているところもあって(笑)。和ませてもらってますね」 ――轟との印象的なシーンはありますか? 「第21週の轟がトラちゃんに初めて、花岡への思いや今の恋人の遠藤時雄(和田正人)との関係に対する思いをしゃべるシーンが、見ていて感動して。轟の優しさや信念を感じて、なんか今までにない轟の表情を見ることができてすごい感動しました」 ――よねと轟は友情を超えて、家族みたいな関係になっていくと思うんですけど、土居さんは2人をどう見ていますか。 「一言で表すと相棒ですよね。轟の前では、よねも格好悪いところを見せられる相手なんだろうなと思って。よねはトラちゃんにも格好悪いところは見せないように振る舞っていると思うので、格好悪いところを見せられる相手っていう意味では、轟ぐらいなんじゃないかなと思います。そういう意味では、安心できる相手という感じですね。『一緒に事務所をやろう』と、よねから轟を誘ってはいますけど、よねも轟に救われたんだろうなと思って、あそこで出会えて本当によかったなって思います」