“ガリもちっ”“しゃりもに”食感にハマる人続出…広がる「グミ」の新しい世界【THE TIME,】
大手菓子メーカーが、ガムから撤退し「全力投球している」と話すのがグミ。サプリ感覚のものから、“不思議食感”を楽しむものまで、人気商品が続々誕生しています。 【写真を見る】“ガリもちっ”“しゃりもに”食感にハマる人続出…広がる「グミ」の新しい世界【THE TIME,】 ■「絵本の名シーンを再現できる」と大バズり 20代女性: 「Xでバズってて気になって買った」 高2女子: 「絵本のやつをグミで実現してみようみたいな」 今話題になっているのが、10月に発売された「スイミーグミ」(213円/ファミリーマート先行発売)。 教科書にも載る人気絵本「スイミー」の世界を楽しめるグミで、アップル味の赤い魚型グミの中に、“1匹だけ”黒いコーラ味が入っています。 これが、絵本の中の名シーン「大きな魚のフリ」が再現できると大バズり。発売からわずか2週間で売り切れになりました。(※11月現在で商品の発売は終了) ■大手メーカーも「ガム」から撤退 年々拡大するグミの市場規模。 2021年にはガムの市場を抜き、菓子メーカーの『明治』も、2023年3月にガムから撤退。いま特に力を入れているのが、“健康に配慮したグミ”だといいます。 今や各メーカーから“サプリ感覚“のグミも多数販売され、鉄分やビタミンCが摂れるグミや、内臓脂肪を減らす効果のあるHMPAが入ったモノも。 明治では、「キシリッシュ」でおなじみの“キシリトール入り”のグミを開発しています。 ■音を食べる?“擬音グミ”増加中 そして、最近増えているのが“食感を擬音化した”グミです。 例えば、「しゃりinグミ」(カバヤ食品・173円)は、見た目はツルっとしているのに、噛んだ瞬間にグミの中から“しゃり粒”が現れ「食感が新しい」(高2女子)と人気。 「キラふわグミ グレープ味」(ノーベル製菓)は、ふわふわグミを、キラキラした細かいザラメでコーティングした“ふわシャリ”食感がウリ。 さらに、「もに、もにって感じ(笑)」(20代女性)と話題になっているのが、「しゃりもにグミ」(ブルボン・140円)。 やわらかいけど噛み応えのあるグミに、しゃりっとパウダーがまぶされ、名前通りの“しゃりもに”食感がウケているんです。