サヨナラ勝ちに笑顔で選手を迎える小久保監督（右）（撮影・栗木一考）

　◆ソフトバンク3×―2楽天（21日、みずほペイペイドーム） 【記者コラム／好球筆打】 　こんなドラマが待っていようとは。決着はともに9回逆転サヨナラ。優勝目前のホークスは本拠地で楽天に勝利し、2位の日本ハムは敵地でオリックスに敗れた。 ■ホークス優勝の条件は？　全パターン紹介！【22日優勝条件表】 　これでホークスは22日の本拠地楽天戦に敗れようが、日本ハムが同日のオリックス戦に負ければ4年ぶりの優勝が決まる。あまりにも劇的すぎる展開に、王球団会長も「こういう勝ち方は大きいよ」と拳を強く握っていた。小久保ホークスが歓喜のゴールに飛び込むのも、もう時間の問題だ。 　唯一の懸念は、チームは22日の試合後、23日のオリックス戦に向けて大阪へ移動する予定であることだ。祝い事を目前にしたチームに最悪の場合という言葉を使うのも失礼かもしれないが、優勝の瞬間を移動中に迎える可能性があるというのも、何だかむなしい。 　そして気は早いが肝心の胴上げについては、22日に優勝が決まった場合、本拠地で後日に行う予定とも聞く。もちろん胴上げを心待ちにする一人だが、そのやり方は盛り上がりに欠けるだろうとの思いが非常に強い。 　そうなった場合、短期決戦までは胴上げを我慢し、突破した時にレギュラーシーズンの分も喜べばいい。仮に敗退したら、その悔しさは来年にぶつければいい。予定通り、後日やるにしても、今季を映像で振り返るなど球場全体が盛り上がるような努力、工夫は必須だろう。（石田泰隆） 【#OTTOホークス情報】 【▼オススメ記事は下記関連リンクから▼】 どうなれば優勝決定？22日Vの全パターンをわかりやすく解説します！