婚活ツアーで「ボケないの?」とツッコまれ…結婚10年目を迎えるチャンカワイ 妻との出会いと惚れてまった「行動」
── 結婚して翌年にはお子さんも生まれましたね。 チャンさん:実は結婚当初から妊活をしていて、ひとり目の子どもを授かったのは妻が仕事を辞めた1、2か月後でした。ストレスを抱えながらの妊活はよくないと思い、家にいてもらうことにしたのですが、それからすぐでしたね。妊娠中は運動のために趣味の神社巡りをふたりでよくしていたので、家は安産のお守りでいっぱいになりました。 ひとり目の出産は予定よりもだいぶ遅れたため、残念なことに仕事で立ち会うことはできませんでした。ただ、最終便で羽田空港に着いたら妻が「しゅうまいが食べたい」と連絡してきて、病室でいっしょに食べたのはいい思い出です。
── 夫婦の子育て、家事分担などはうまくいっていますか? チャンさん:夫婦というか、わが家では家族がチームになって、いろいろなことをしています。今や夫が大黒柱という時代でもないと思うので、それぞれに役割を設けて、娘ふたりにも手伝ってもらうことが。僕の役割は家事はもちろんですが、みんなを守るために外に出てお金を稼ぎ、休みの日はみんなをお出かけに連れていくことです。 子育て家庭ではたびたび、家事や育児の分担でもめるという話を聞きます。でも、子育ても家事も役割を決めながら交代で行っていれば、もめるようなことはあまりないと思うんです。ましてや「~してあげる」「~やってあげた」などでもめるなんて考えられない!言葉の揚げ足を取るようなことは、わが家では起きないですね。
PROFILE チャンカワイさん ちゃんかわい。1980年生まれ、奈良県出身。2000年に現在のコンビを結成し、2008年にコンビ名を現在の「Wエンジン」に改名する。近年はロケの仕事が多く、年間で250本以上こなすことも。私生活では2015年に結婚、2人の女の子の父。 取材・文/酒井明子 写真提供/チャンカワイ
酒井明子