準Vの習志野ナイン凱旋、校長らに報告 「みなさんの声援のおかげ」 /千葉
<第91回センバツ> 3日に閉幕した第91回選抜高校野球大会で県勢として24年ぶりの準優勝に輝いた習志野ナインが4日、習志野市に戻り、同校第2グラウンドで出迎えた小西薫校長らに報告した。 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 小西校長は「習志野の歴史の1ページを刻んだ皆さんの頑張りは、多くの人に勇気を与えた」と健闘をたたえ、竹縄俊希主将(3年)が「みなさんの声援のおかげで準優勝することができた」と感謝の言葉を述べた。 3月18日に甲子園に出発した選手たちは、17日ぶりに母校に凱旋(がいせん)。竹縄主将はグラウンド横に咲き誇る桜を見て、「甲子園で長い期間を過ごしたのに、今から思えば全てが昨日のことのように思える。それだけ充実した時を過ごせたのだと思う」と振り返った。 竹縄主将は、もう一人の主将、根本翔吾選手(同)とともに「準優勝の結果には満足していない」と口をそろえ、「甲子園に戻るため、家に帰ったらまたバットを振って、ゼロからやり直したい」と夏を見据えた。【秋丸生帆】