日本代表がフランス代表に40点差黒星 ジョーンズHC「フィジカルの差を埋め切れなかった」
ラグビー・リポビタンDツアー2024(9日=日本時間10日、日本代表12-52フランス代表、パリ郊外サンドニ)世界14位の日本は同4位のフランスに8トライを許し、遠征初戦に敗れた。フランス相手の通算成績は1分け13敗。日本は16日の次戦(フランス・シャンベリ)でウルグアイ代表と対戦する。 前半4分、日本は相手キックの処理にもたつき、WTBルイ・ビエルビアレに先制トライを許すと、前半だけで5トライを奪われ0-31とリードされた。日本のCTBディラン・ライリーがトライを返したかに見えたが、ビデオ判定のTMOでノックオンがあったと判定され、トライがキャンセルされる不運もあった。 後半も先にフランスにトライを許し、38点差に広げられたが、10分に日本はライリーの突破から最後はSO立川理道がトライ。SH斎藤直人のゴールも決まり、7-38とした。21分には後半にLOワーナー・ディアンズに代わって登場したFLテビタ・タタフが相手のパスをカットすると、50メートルを走り切るトライを奪ったが、反撃はそこまで。〝超速ラグビー〟を堅い守備で封じられ、勝機を見いだせずに終わった。 日本のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは「フィジカルの差を埋め切れなかった。いいプレーもたくさんあったが、学びが多い試合となった」と話した。