強い寒気 北~西日本の日本海側 あす(金)にかけて大雪のおそれ 交通障害に警戒 北陸や北日本では積雪急増も
日本付近は10日(金)にかけて強い冬型の気圧配置となるため、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となる見込み。また、非常に強い風が吹き、大しけとなる所がありそうだ。大雪による交通障害、暴風雪、高波に警戒が必要だ。
日本付近は、強い冬型の気圧配置となっている。 強い冬型の気圧配置は、10日(金)にかけて続き、北日本や東日本の上空約5500メートルには-30℃以下の強い寒気が流れ込む予想。このため、北日本から西日本では日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発達する見込み。
大雪による交通障害に警戒するとともに、着雪やなだれにも注意が必要となる。また、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波にも警戒が必要だ。落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要となる。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。また、降ひょうのおそれもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だ。 冬型の気圧配置や寒気が予想よりも強まった場合は、暴風雪や警報級の大雪、高波となる地域が広がる可能性がある。