アナ・デ・アルマス、キューバ大統領の義理息子との交際が発覚 路上キスを目撃されて大炎上
キューバ出身で映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ではボンドレディを演じたアナ・デ・アルマス。新恋人の正体が判明、批判を浴びている。
先週、スペインのマドリードでデート中のところを目撃されたアナ。お相手はキューバのミゲル・ディアスカネル大統領の義理の息子マニュエル・アニード・クエスタだった。2人は親密そうな様子で並んで歩き、途中路上でキスするシーンも目撃された。
2人がどのように出会ったのかどうかはまだ判明していない。クエスタはディアスカネル大統領夫人であるリズ・クエスタ・ベラサの息子。彼は弁護士の資格を持っているがディアスカネル大統領の外遊に度々同行、父親をサポートしていると見られている。2019年10月、ディアスカネル大統領がキューバの大統領として初めてアイルランドを訪れたときも、一緒だった。
彼の正体が報じられるとアナは即、大炎上。ディアスカネル大統領は1959年のキューバ革命以降初めて、故フィデル・カストロ&ラウル・カストロ兄弟以外でキューバを治める人物。議会の選挙によって大統領に選ばれたということになっているのだが、彼を単独候補者として選んだのは、キューバを独裁的に統治してきた元首のラウル・カストロ。ディアスカネル大統領はカストロ兄弟の強力な支持者として知られている。だから反政府派は今も事実上の独裁政権だと批判している。政府は彼らの動きを抑圧、反政府デモを取り締まっている。また現在キューバでは食料不足とエネルギー不足、インフレが市民の生活を圧迫。一般市民からも不満の声が上がっている。
アナはキューバで生まれ育ったが、18歳のときにスペインに移住しスペイン国籍を取得した。キューバの学生に課せられた社会奉仕活動を逃れて、自由に女優のキャリアを追求するためだという。つまり亡命のようなもの。その後スペインからアメリカに移住して今に至る。この経歴を持つアナがクエスタと交際していることに対して「キューバから逃げた挙句、独裁者の息子と交際するってどういうこと?」「貧しい人から取った税金で、スペインを旅行している独裁者の息子とキスなんてそれはひどい」という書き込みが殺到している。ちなみにアナの兄もフォトグラファーだが、キューバの反政府活動家として知られている。2021年には他の活動家と共に「独裁政権に反対する」としてハンガーストライキを決行している。
アナは2020年初め頃から映画『底知れぬ愛の闇』で共演したベン・アフレックと交際していたが、2021年初めに破局。その後出会い系アプリ「Tinder」の重役ポール・ブカダキスとデートしていたが、長期交際には発展しなかったよう。クエスタとの波乱含みの新たな恋がどんな展開を見せるのか、注目したい。