【独自】自転車「ながら運転」岡山初摘発 県警、改正道交法の施行以降 酒気帯びは11人
携帯電話を使用しながら自転車で走行する「ながら運転」をしたとして、岡山県警が道交法違反容疑で岡山市の男性1人を摘発していたことが13日、県警への取材で分かった。自転車のながら運転に罰則を新設した改正道交法が1日に施行されて以降、県内での摘発は初めて。 県警によると8日、岡山市内の市道で、手に持った携帯電話の画面を見ながら自転車を運転した疑いが持たれている。違反行為を認めているという。 自転車のながら運転は、6月以下の懲役か10万円以下の罰金となり、事故など実際に交通の危険を生じさせると1年以下の懲役か30万円以下の罰金が科される。 改正法では自転車の酒気帯び運転に関する罰則も追加されており、県内では12日現在、男女11人が摘発されている。県警は「ながら運転や酒気帯び運転は命に関わる重大な事故につながる恐れがある。軽い気持ちで自転車を運転しないでほしい」と呼びかけている。