サーキット騒然!カメラが捉えた恐怖の脱輪シーン 後続車両もあわや大惨事…スピン&コースオフで“波乱”
レース再開直後の大混戦の中、突如GRスープラのタイヤが脱輪し、スピン&コースオフする事態が発生。後続車を巻き込みかねない危険なシーンとなり、サーキットに緊張が走った。 【映像】車載カメラが捉えた脱輪の瞬間 栃木県の「モビリティリゾートもてぎ」で開催されたスーパーGT第8戦決勝。7周目に発令されたフルコースイエロー(FCY)が解除されると、直後の9周目に再びFCYが発令される事態となった。11月8日に放送された『ABEMA SUPER GT ダイジェスト』では、この2度目のFCYの原因となったGT300クラス HOPPY Schatz(#25 GR Supra GT)のコースアウトの瞬間をmuta Racing(#2 GR86 GT)のオンボード映像とともにピックアップした。 S字カーブに差し掛かろうとしていた矢先、25号車がまさかのスピン。25号車のすぐ後ろを走行していたGT500クラス KeePer CERUMO(#38 GR Supra)との接触が疑われたが、実際には25号車の右リアホイールが突然脱輪したことによる単独スピンだった。制御を失った25号車はそのままコースアウト。直後を走る38号車と2号車にとって、まさにヒヤリとする場面となった。 なお、この一連の出来事により25号車はリタイア。そして、ここで出された2度目のFCYは、レース展開に大きな影響を及ぼした。GT500クラスでは、au TOM'S(#36 GR Supra)にとって、このFCY解除のタイミングがターニングポイントとなった。FCY解除と同時にロケットスタートを決めて2位に浮上すると、その勢いのまま首位に立ち、フィニッシュまで圧巻の走りを魅せ続けて見事優勝を飾った。 GT300とGT500の全42台がひとつのサーキットで混走し、互いに影響を及ぼし合う──スーパーGTならではの緊張感溢れる瞬間だった。 (ABEMA『ABEMA SUPER GT ダイジェスト』/(C)GTアソシエイション)
ABEMA TIMES編集部