実家への帰省で「滞在中の費用」は渡すべき?渡す派・渡さない派、それぞれの理由も調査
♦️滞在費+両親への援助として 「両親は後期高齢者であるため、生活費や医療機関への交通費として渡している」(58歳男性/公務員/3日で5万円/大人1人) 「親が仕事をやめ年金暮らしなので、なるべく援助したい気持ちで泊まりのときはお金を渡している」(43歳女性/主婦/2日で1万円/大人2人・子ども3人) 「援助のために渡しています」(30歳男性/技術職/3週間で3万円/大人2人・子ども1人) 実家や義実家の親にお金を渡すのは、滞在時にかかる食費や光熱費だけではなく、渡す方の「気持ち」もあるようですね。お金の面で少しでも力になりたいと考えて、少し多めに渡すこともあるのでしょう。 ♦️親たちもお金を受け取りにくい? 「渡そうとしたら、いらないよ~と言われるが、最低ラインの1万円は置いてくる」(38歳男性/その他/1週間で1万円/大人2人・子ども1人) 「嫌がって受け取らないが、置いてくる」(38歳女性/その他/1カ月で2万円/大人1人・子ども1人) お金を渡そうとしても、実家や義実家の親が受け取らないケースも。親としては、せっかく子どもや孫が来てくれるのだからという思いがあるのでしょうね。来てくれるだけで嬉しいので、お金まで受け取ることはできない。そう考えているのかもしれません。 でもお世話になる以上、半ば強引にお金を置いてくることもあるそうですが……。 「子どもの祝儀にそっくり返された事がある」(45歳男性/企画・マーケティング/3日で5万円/大人2人・子ども2人) このケースでは、帰省する度に渡していたお金を使わずにいて、お子さんのご祝儀としてそのまま戻されたとのこと。親たちも「気持ちだけでありがたい」と思っていたのでしょうね。 ♦️お金のやり取りはタブー!? 現金を渡しにくい場合も 「実家だといろいろと用意してくれているのでお金を渡す。義理の親の時は気を使って逆に渡せないので、たとえばスーパーの買い物や外食分など、その場でかかる費用は出す」(57歳女性/その他/1人1泊につき1万円) 実の親と義理の親では、接し方に違いが出ることもあります。実の親なら遠慮せずにお金を渡せるのですが、義理の親だとお金の話がしにくい場合も。現金を渡すことに抵抗があるので、買い物や食事での支払いをすることもあるそうです。