俳優オリビア・ハッセーさん死去 ジュリエット役、「復活の日」
【ニューヨーク共同】映画「ロミオとジュリエット」でジュリエット役を演じて大人気となり、米国で活躍した俳優オリビア・ハッセーさんが27日、自宅で死去した。本人のインスタグラムで公表された。73歳だった。死因は明らかにされていない。過去に乳がんを患っていた。歌手の布施明さんと1980年に結婚し、9年後に離婚した。 51年4月、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス生まれ。68年のロミオとジュリエットで一躍有名になり、深作欣二監督の「復活の日」(80年)にも出演した。インスタグラムの投稿によると、自宅で家族に囲まれながら亡くなった。 米CNNテレビによると、ハッセーさんは2022年、ロミオとジュリエット出演当時、10代でヌードを撮影され精神的苦痛を受けたなどとして米映画大手に損害賠償を求めて提訴した。訴えはその後、棄却された。