【現役ドラフト】西武からオリックスへ移籍する本田圭佑「新しい環境はプラスばかり」
第3回現役ドラフトが9日、非公開で行われ西武は今季が9年目だった本田圭佑投手(31)がオリックスへ移籍し、ロッテの9年目・平沢大河内野手(26)を獲得した。 本田は球団を通して「2015年のドラフト会議でライオンズに指名してもらわなかったら、自分はプロ野球選手になることができなかったと思います。入団後、チームに貢献できない期間が長かったにも関わらず9年間もライオンズで過ごすことができて感謝の気持ちでいっぱいで」とコメント。 続けて「ライオンズでプレーすることで恩返しができると思っていたので、それができないことは残念です。初勝利した試合でのお立ち台の景色は今でも忘れません。2019年に先発としてリーグ優勝できたことやビールかけは良い思い出です。中継ぎになってからはタオルを掲げてくれたりマウンドに向かう自分に声援を送ってくださるファンの皆さまはとても心強く、ライオンズファンの素晴らしさを実感していました」とライオンズファンに感謝を語った。 その上で「新しい環境でプレーする機会を与えてもらったことは自分の野球人生にとってプラスになることばかりだと思います。しっかりベストを尽くしてチームに貢献し、獲得して良かったと思ってもらえる活躍をしたいと思います」と新天地へ向かう抱負を語った。 広池浩司球団副本部長兼編成統括は「本田投手は入団から9年間、チームためにさまざまなポジションで勝利に貢献してくれました。今年はうまくいかないところもあったと思いますが新天地でも活躍できる力を十分に持っていると思います。オリックスでもがんばってほしいです」とコメント。 ロッテから獲得した平沢については「内野だけでなく外野にもチャレンジしておりロッテでは一軍に定着できませんでしたが、ドラフト1位で入団している素晴らしい素材の選手です。環境が変われば一気に花開く可能性を秘めています。期待しています」と語った。
東スポWEB