ドージコインがXRPを抜く/暗号資産の時価総額は10兆ドルに【Weekly Review:11/9~11/15】
注目のニュースをカテゴリー別にピックアップ。これさえ読めば、1週間の大まかな動きをキャッチできます!(値動き中心のニュースは一部省いています)。
今週の注目!
ドージコインは、第2期トランプ政権でその略称が使用される可能性があることから、この1カ月で価格が2倍以上になっています。ドージコイン支持で知られるイーロン・マスク氏が設立を訴えた「政府効率化省(Department of Government Efficiency」、すわなち「D.O.G.E.」をトランプ氏が承認し、トランプ氏はそのトップに就くようです。
ビットコイン
9日に「7万7000ドル超え」と伝えてから、14日には「9万3000ドル超え」の史上最高値を更新。大きな上昇幅を見せた1週間となりました。ビットコインは時価総額で世界7位の資産となっています。
市場動向
ビットコインとともにイーサリアム、ソラナ、XRP、カルダノといった主要アルトコインも好調な動き。ソラナはビットコイン、イーサリアム、テザー(USDT)に次いで、時価総額「1000億ドルクラブ」に仲間入りしました。
業界動向
業界動向は、国内の動きが目立ちました。第2次石破内閣発足、JOCトークンのIEO、コインチェックが米ナスダック上場へ、ビットフライヤーの預かり資産が1兆円突破などポジティブなニュースが続きましたが、15日にDMM CryptoがWeb3事業「Seamoon Protocol」撤退を発表。資金調達やステーブルコインの発行が伝えられていたこともあり、今後の動向が注目されます。
One More Thing
活発な暗号資産市場、国内のさまざまな動きの一方で、アメリカでは伝統的金融プレイヤーの暗号資産への積極的な動きが続いています。トランプ氏は、グローバルで検討が進むCBDC(中央銀行デジタル通貨)に反対姿勢を表明しています。TradFiによるトークン化預金、あるいは米国の規制に準拠したステーブルコインの活用が進むのでしょうか。
CoinDesk Japan 編集部