石川祐希が欧州キャリア通算3000得点を達成!怒涛の開幕10連勝でペルージャは前半戦首位を確定
現地時間12月1日、バレーボールのイタリアリーグ/スーペルレーガで2024-25シーズン前半第10節が行なわれ、男子日本代表の石川祐希が所属するシル スーザ ヴィム・ペルージャが、ミントバレー・モンツァとアウェーで対戦。セットカウント3-1(27-29、25-15、25-17、25-20)で開幕10連勝を飾り、最終節を待たずに前半戦の首位を確定させた。 【画像】しなやかに舞う! 日本男子バレーが誇る”エース”石川祐希の厳選メモリアルフォトを一挙公開! この試合の開始時点で、同節を先に白星で終えたトレンティーノが暫定1位。ペルージャは、勝点差2を上回るために3-0もしくは3-1での勝利が必須の戦いへ、司令塔のイタリア代表シモーネ・ジャンネッリ、ミドルブロッカー(MB)の同代表ロベルト・ルッソとアルゼンチン代表アグスティン・ロセル、オポジット(OP)チュニジア代表ワシム・ベンタラとリベロ(L)の元イタリア代表マッシモ・コラチ、アウトサイドヒッター(OH)にはウクライナ代表オレフ・プロツニスキーとポーランド代表カミル・セメニウクを先発に起用し、石川は直近3試合目のベンチスタートとなった。 モンツァは、クラブ史上初のリーグ準優勝を果たした昨季主力メンバーの多くが退団。サントリー・サンバーズへ移籍した日本代表OH高橋藍をはじめ、カナダ代表OHエリック・レプキーがチヴィタノーヴァへ、同代表OHスティーブン・マーとイタリア代表MBジャンルーカ・ガラッシがピアチェンツァへ所属を移してチームを去った。今季獲得したベテランOHの元イタリア代表オスマニー・ユアントレーナと同代表MBレアンドロ・モスカは、ともに肩の負傷で離脱中だ。先発には、高い評価を得ているセッターのブラジル代表フェルナンド・ジル クレリン(愛称カショパ)、得点、アタックとエース数のランキングでトップ10入りするカナダ代表OPアーサー・シュワーツと、主将で在籍10年目の古参MBトーマス・ベレッタ。OHに元イタリア代表イヴァン・ザイチェフとドイツ代表エリック・ロアース、米国代表MBテイラー・アベリルの新加入組を起用した。 ここまで無敗のペルージャだが、9試合中4試合でセット先取を許しており、スロースターター気味。2連続のサーブミスで始まったこの日も、1点を負う終盤に3選手のサーブが続けざまにネットにかかるなどして、1セットダウンからのスタートとなった。 だが、第2セットですぐさまギアを入れる。なかでも破竹のパフォーマンスを見せたのは、セッターのジャンネッリ。ブロック4本にエース1本、ツーで乱れたレセプションを得点に変え、見事なディグからバックアタックで6得点を挙げる“ジャンネッリ劇場”でチームをけん引し、試合を振り出しへ戻した。 そのセットで、好調だった相手OHロアースとペルージャMBルッソが相次いで足首を捻挫するアクシデント。迎えた第3セット、モンツァは司令塔カショパがチームメートとの接触で右肩を痛めて2人目の負傷者が出るなか、僅差で前半を粘る。しかし、ペルージャがサービスエースを5本叩き込で突き放し、勝利に王手をかけた。
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