柔道混合団体 韓国がど根性銅メダル 30歳ベテランが1階級上相手に9分超え死闘+代表戦5分半死闘制す 日本のファンも称賛「スタミナの固まり」
「パリ五輪・柔道混合団体・3位決定戦」(3日、シャンドマルス・アリーナ) 銅メダルをかけた一戦は死闘となり、3-3の代表戦の末に、韓国が4-3で勝利した。代表戦でリオ、東京五輪の男子66キロ級メダリストのアン・バウル(30)が死闘を制し、メダルに導いた。 韓国が先に3-1で王手をかけたが、そこからドイツが踏ん張り2連勝でタイに。ルーレットで代表戦に選ばれたのは73キロ級。表示されると、会場からはどよめきが起こった。本戦では9分38秒の死闘の末に、ドイツのワンドケイが勝利。韓国のアン・バウルは1つ階級が下の66キロ級で奮闘したが、及ばなかった。 スタミナが限界の中で迎えた代表戦。ワンドケイが指導2つをとられ追い込まれると、最後まで攻め抜き、5分25秒で相手に3つ目の指導。歓喜のアン・バウルは飛びついてきた女子選手にもみくちゃにされ、後から加わった男子選手も含め、歓喜の輪が広がった。 SNSでは「スタミナの固まりのような粘り強さ」、「アン・バウルの体力すごくない?」と、驚きの声を挙げた。