U18日本代表が100点ゲームでインドに圧勝…アジアカップ7位で大会終える
9月9日、ヨルダン・アンマンにて「FIBA U18アジアカップ2024」7-8位決定戦が行われ、U18男子日本代表(FIBAボーイズランキング30位)はインド代表(同41位)に100-50で勝利。全体7位で大会を終えた。 アレハンドロ・マルチネスヘッドコーチが率いる日本は、瀬川琉久(東山高校)、髙田将吾(福岡大学附属大濠高校)、十返翔里(八王子学園八王子高校)、内藤耀悠(レバンガ北海道)、渡邉伶音(福岡大学附属大濠高校)を先発起用。前日の韓国代表戦と同じスターター5名で、今大会の最終戦に臨んだ。 立ち上がりに髙田の3ポイントで先手を取った直後に連続失点し3-8と逆転されたものの、千保銀河(開志国際高校)の連続得点や、堅守からの速攻が決まり23-0のビッグラン。16点リードで突入した第2クォーターはオフェンスが停滞する時間帯もあったが、この10分間で17-12とリードを広げて試合を折り返した。 43-22で迎えた第3クォーターは、今大会を通して主力を担ってきた瀬川、髙田、渡邉を中心としたファストブレークで得点を重ね、和田拓磨(北陸高校)らの3ポイントも決まるなど、この10分だけで34-15と圧倒。第4クォーターも危なげなく制した日本が、最後は50点差をつける100点ゲームで勝利した。 日本は、瀬川が最多21得点7リバウンド7アシスト2スティールを記録し、19得点の髙田、13得点の菅野陸(山梨学院大学)、11得点の和田、10得点の千保を含む計5選手が2桁得点をマーク。チーム全体でベンチポイント46点を挙げ、今大会最終戦を大勝で飾った。 準優勝した前回大会に続き2大会連続で表彰台に上ることが期待されていた日本は、グループフェーズ2連勝の好スタートをきったものの、中国(同24位)との首位通過をかけた重要な一戦に惜敗。この結果、準々決勝で優勝候補のオーストラリア(同4位)と対戦する組み合わせとなり、今大会のベスト4に与えられるワールドカップ出場権獲得を目前にして完敗。さらに5-8位決定戦で韓国(同32位)にも敗れ7-8位決定戦へ。勝負どころで試合巧者との差を見せつけられ、未来へつながる課題を手に帰国することになった。 ■「FIBA U18アジアカップ2024」7-8位決定戦 日本 100-50 インド JPN|26|17|34|23|=100 IND|10|12|15|13|=50
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