“天才ゴルフ少女”須藤弥勒がプロツアーデビュー「楽しくできた」最下位沈むも初バーディー奪う
◇女子ゴルフ ニトリレディスゴルフトーナメント初日(22日、北海道・桂ゴルフ倶楽部) 【画像】パリオリンピックに出場した山下美夢有選手 “天才ゴルフ少女”と呼ばれた13歳の須藤弥勒選手が22日、国内女子プロツアーデビューを果たしました。 わずか1歳でゴルフを始めた須藤選手は、5歳となった2017年に世界ジュニアゴルフ選手権(6歳以下の部)で史上最年少優勝。その後もジュニア世界大会4冠に輝くなど、世代別で大きな活躍を見せていました。 このたび13歳になったことでトーナメント規定の年齢制限をクリアし、主催者推薦で出場を果たした須藤選手。 出だしの1番、ツーオンに成功し早速バーディーパットのチャンスを演出。惜しくもパッティングが外れバーディー発進とはならなかったものの、プロツアーの1ホール目でパーにつけます。 さらにパー5の7番。3打目はグリーン手前で落ちたものの、コロコロと転がり、ピンまで約3mの位置に。バーディーパットを見事沈めて、プロツアー初バーディーを奪いました。 それでも、続く8番でトリプルボギーをたたくなど、“プロの洗礼”もきっちり浴びた須藤選手。プロデビュー日はスコア「85」、13オーバーで最下位に終わりました。 ラウンド後には、緊張しつつも「楽しくできた」と笑顔でコメント。2日目は「ベストを尽くして、やれることをやりたい」と、一つでも上の順位を目指します。