「救急病院で6時間待ち...」40代で海外移住して気づいた「日本のスゴイところ」
その日に専門医にかかれる日本の素晴らしさを実感
それに比べて日本は病院によっては予約なしで、行こうと思ったその日に専門医に診てもらうことができます。どの病院に行くかも複数の選択肢があり、自分で選択できる自由もあります。これを当たり前のように思っていましたが、実はとてもありがたく、素晴らしいことだったのだと気づきました。改めて医療機関、医療関係者に感謝の気持ちでいっぱいです。
なぜファミリードクターも見つけられないの?
日本で生活していた感覚だと、なぜファミリードクター(かかりつけ医)さえ見つけることができないの? と疑問に思いますよね。私もカナダに来るまではもっと簡単に見つけられると思っていました。 メインの理由は、移住や留学をする人が増えたことで、医者不足になっていることだそう。カナダに住んで5年経つ友人もいまだにファミリードクターが見つかっていないと聞きました。医療の問題は生きていくうえでとても大きいので、どうにか探したいものです。
お知らせ! 「親子留学」のデジタルコンテンツが発売になりました
シンクロナスさんより、デジタルコンテンツ『母子ふたりの親子留学』が発売になりました。約1年かけて月2回更新される全24話の実録エッセイと、不定期でライブ配信やオンライン対談などを予定しています。 子供の中学受験を撤退してから、なぜ親子留学の道に進むことを決めたのか、留学にはどれくらいの費用がいるのか、など、リアルタイムで起こっている出来事を交えながら執筆していきます。 現在予定している目次一覧は見ていただけますし、1話目『【親子留学】「中学受験から最終的に良い会社に入ること」が本当に子供に望むことなのか?』、2話目『【親子留学】我が子の居場所は“出る杭は打たれる”日本ではないと気がついた』は無料公開中ですので、よかったら見ていただけるとうれしいです。 イラスト:Shutterstock 構成・文/高橋香奈子 前回記事「【ネイティブが使う英語】教科書で見た「How are you?」の返答「I'm fine, thank you. And you?」は海外生活1年半で一度も聞いたことがない!では、なんと言う?」>>
高橋 香奈子