俺たちの日産が大ピンチ! 驚愕の営業利益10億円決算発表から3ヶ月。コレで100周年を迎えられるのか?
2024年内に新型車の発表予定なしってマジですか?
2024年7月25日、日産自動車が発表した2024年度第1四半期決算の数字に驚いたクルマ好きは多かったと思います。なんせ前年比で売上高が+807億円なのに、営業利益は-1276億円で辛くも10億円確保。もはや崖っぷちでタンゴを踊る状況といって過言じゃありません。一体、何が起こっているのでしょうか? この記事の他の画像を見る
餅は餅屋ということで、ブルームバーグの記事読むと欧州はおろか肝心の北米市場がアカンといいます。ザックリ理解するところ、2023年モデルの在庫がかさみ、宣伝費やインセンティブに金がかかり計画に狂いが生じたという。つまり新型車の導入が遅れ商品力低下→バナナのたたき売りという図式か?
というワケで「何を今さら!」ってなネタなんですが、衝撃の決算発表からもうすぐ3ヶ月になろうというのに気持ちが昂るようなウワサすら皆無。新型車の動向に詳しい人物に問い合わせたところ、「日産? 年内はニュースないね。ひょっとしたら次期エルグランドのアナウンスあるかもしれないけど、こんなんやってます! という程度のハナシに終わるかもしれんよ」なんだそうな(涙)。「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024」でサプライズありますか?
俺たちの日産が大ピンチじゃ。90周年記念のスペシャルコンテンツ見ると懐かしさで心がホッコリするものの、こんな体たらくじゃ日産の幹部は総出で「ケンとメリーの木」にでも詣でて神頼みすべきか?
余談ですがこの「ケンとメリーの木」は北海道の美瑛町にある樹齢90年を超える高さ約31mの大きなポプラの木のこと。1972年(昭和47年)誕生の4代目スカイラインのCMのロケ地となり有名になりましたが、その時に登場した男女キャストが「ケンとメリー」。そんな経緯もあり4代目スカイラインは通称“ケンメリ”と呼ばれるようになったのです(ワイの初めての愛車です)。
北米市場の車種入替えはさておき、我が日本市場の販売状況はどうか? 自販連の統計データ見ると、2023年1~12月の新規登録ベスト50中、ランキング入りしたのは 4位ノート、11位セレナ、24位エクストレイル、36位キックス、47位リーフという具合。ちなみに今年度にあたる2024年4月~2024年9月までのデータ見ると4位ノート、7位セレナ、27位エクストレイル、37位キックス、50位圏外へ転落リーフという結果。ノートとセレナ以外は話にならん販売状況に。