創部5年目の東京メトロが11位で初のクイーンズ駅伝出場権獲得 序盤から流れに乗って笑顔のフィニッシュ/プリンセス駅伝
◇第10回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津/福岡県宗像市・宗像ユリックス前発着、6区間42.195km) プリンセス駅伝の全チーム成績と区間賞をチェック! 第10回プリンセス駅伝が10月20日に行われ、ユニクロが2時間19分16秒の1位となった。 東京メトロが2時間21分57秒で11位に入り、16位までに与えられる全日本大会(クイーンズ駅伝)出場権を初めて獲得した。 創部5年目にしてつかんだ初の全日本切符。アンカーを務めた村上愛華は「クイーンズ駅伝出場を目指してみんなで練習してきたので、決まってすごくうれしい」と笑顔を見せた。 序盤から流れを作った。1区の小笠原朱里が「絶対に10番以内でタスキをつなぎたかったです」と必死に食らいつき、8位で中継。2区で11位に順位を下げたが、2022年大阪国際女子マラソン2位の実績を持つ3区の上杉真穂が7位まで押し上げた。 4区で13位に後退したが、終始クイーンズ駅伝出場圏内でレースを展開。5区で森田歩実が11位に戻し、村上も順位をキープした。 2020年4月に創部。今年2月に上杉ら、他チームで実績のある選手やスタッフが加入した。創部5年目を迎え、3年連続3回目の出場となったプリンセス駅伝で、うれしい全日本行きを決めた。
月陸編集部