85コースから厳選「京都モダン建築祭」で必見のガイドツアー 5選
京都国立博物館 明治古都館/実行委員長を務める笠原一人によるガイド
「赤坂離宮」を手掛けた宮廷建築家、片山東熊による名建築を、京都工芸繊維大学准教授で京都モダン建築祭実行委員長を務める笠原一人によるガイドで貸切見学する。時間帯は、夜の「パスポート公開」時間前の夕暮れ時。フレンチ・ルネサンス様式を取り入れながらも日本的な叙情性を巧みに表現した、独特の建築美を堪能したい。
国立京都国際会館/実行委員3人を含む4人がガイド ツアー
戦後モダニズムの金字塔を実行委員と特別見学するツアー。「京都国際会館」は、大谷幸夫が手がけた日本初の国際会議場だ。比叡山を背景にした宝ヶ池にそびえる異貌の大建築をよく見ると、神社の社殿のような日本伝統様式のモチーフが認められる。ツアーでは、ラウンジに用意された剣持勇の椅子から、圧巻の大会議場、回遊式の日本庭園まで紹介する。 ガイドを担当するのは、実行委員長の笠原一人と、それぞれ実行委員で大阪公立大学教授の倉方俊輔と京都市京セラ美術館企画推進ディレクター前田尚武。実行委員長と実行委員が、各担当ルートを紹介する。