ドンキ「ごまにんにく」vsイオン「いりごま白」 PBゴマの香りやカロリーは?【独自目線でジャッジ】
【買うならどっち? 独自目線でジャッジ】ごま編 電気やガス代の補助金が終了するので、6月からの光熱費は支払いが増加しています。暑くなる7月にはびっくりするほど高くなるでしょう。覚悟が必要です。2024年問題でドライバーが不足し人件費も上がり、ガソリン代も上がります。物価は、どんどん高くなるばかりです。 北海道・九州から撤退…道内9店舗を手に入れたイオン北海道の狙い そこで、重宝するのがプライベートブランド(PB)です。 自社の工場から直送できたり、返品しなくてもいいので運送費のコストが削減できます。パッケージのデザイン、広告費も削減できます。 さらに、消費者の声を吸い上げやすいので、オリジナル商品の開発もできるのです。オリジナルだから熱も入ります。ネーミングも自社で決められヒット商品を出しやすいのです。 そこで、思わず手に取ったのが「ドン・キホーテ」のごまでした。ハチミツかと思ったら、よく見るとごまが入っています。 今回は、情熱価格(ドンキのPB)「ごまにんにく」(100グラム入り)、トップバリュ(イオンのPB)「いりごま白 二重釜焙煎」(140グラム入り)を比較します。 料理するのに、私はにんにくとごまを調味料として使っていて、また、焼きにんにくのスライスとごまを肉などにかけています。 ごまは、抗酸化作用もあり若返りにもよく、動脈硬化の予防にもいいそうです。 イオンは食物繊維が11.4グラム(100グラム当たり、以下同)です。一方、ドンキは食物繊維の記載はありません。食塩相当量を見ると、にんにくが入っているからでしょうかドンキは5.3グラムあります。イオンは0グラムですが、逆に糖質が6グラムです。 エネルギーはイオンが623キロカロリーで、ドンキは561キロカロリー。タンパク質はイオン21.5グラムで、ドンキ17.3グラムとなっています。 ■ドンキの「ごまにんにく」は醤油のような香り イオンは袋を開けた途端に香ばしいごまの香りがして、口に入れると歯ごたえがあります。ドンキは醤油のような香りで、口に入れるとにんにくのしょっぱさ、辛さがあります。これなら他の調味料は不要です。ラーメンやステーキに入れると独特の味わいになりそうです。 イオンのごまには、にんにくスライスを加えると多岐に使えそうです。 ごまは、世界に約3000種類存在していますが、日本では主に金ごま、白ごま、黒ごまが普及しています。 ごまは1日大さじ2杯が目安で、取り過ぎもよくないようですのでご注意を。値段はドンキが398円(税別)、イオンが188円(同)なので、安いイオンのほうがいいかな。 (柏木理佳/生活経済ジャーナリスト)