【医師が解説】スプーン1杯をかけるだけで、体重も内臓脂肪も落ちる⁉ 「簡単ダイエット」のやり方と効果とは
食事時にスプーン1杯で驚くほどの効果が!
MCTオイルは、内臓脂肪を減らすダイエットに希望が持てそうな食品です。 実際、MCTオイルを1日小さじ1/2を摂取することで、脂肪燃焼効果が出たというデータもあるそうです。 内臓脂肪を燃やす効果を高める場合、小さじ1/2の量を1日3回摂るといいそうです。実際に体験した人は、健康状態に配慮しながら、この量を守っているそうですよ。 MCTオイルを取り入れる方法を含めた齋藤先生のメソッドを実践した人からは、体重が減ったのはもちろんのこと、「少し動いただけで体がポカポカ。冷え性が改善されました」「体調がよくなり、気持ちもポジティブになった気します」「食事を変えずにお腹周りが4.4cm減。はいていたパンツがゆるゆるに!」などの声が挙がっているそうです。 1週間くらい続けて、何も異常がなければ、1回の量を小さじ1に増やしてOK。徐々に量を増やしながら、1回の量を大さじ1までなら増やしてもよいそうです。 注意したいのは、たくさんかければ効果が出るわけではないということ。たとえ少量でも、摂った後で、体がポカポカしてきて、代謝が上がっているのを実感できるそうですよ。 また慣れるまで、お腹がゆるくなることもあるので注意しましょう。また空腹時に摂取すると胃腸が刺激されて不快感を覚えることもあるので、空腹時は避けるべき。 MCTオイルは、少量でも効果が期待できるようですね。気になる人は、ぜひ実践してみましょう! ここまでの前編記事ではMCTオイルダイエットの効果について伺いました。後編ではMCTオイルを活用した食事の実践方法を伺います。 つづきの【後編】では医師自身もやせた方法を解説! かける・かさ増す・置き換える「ダイエット」の実践方法 【取材協力】 齋藤 真理子先生 医学博士、日本形成外科学会専門医 分子栄養学認定医。2010年に山本メディカルセンターに入職。皮膚科・形成外科を立ち上げる。2016年4月、山本メディカルセンター2代目院長に就任。日々の診療を通して、「健康は決して外からの治療だけで得られるものではなく、分子レベルで、身体の内側から健康にならないと成り立たない」と実感し、分子栄養学認定医の資格を取得。その知識と経験をもとにしたわかりやすい解説で、NHK「あさイチ」など、テレビ出演も多数。さらに、分子栄養学の観点からメニューを考案しているカフェレストラン・桜山茶寮を運営するなど、総合的に患者さんの健康管理をサポートしている。
ライター 野村昌美