エンバペ、オシムヘン、キミッヒ…2024年夏の移籍市場で高額移籍の可能性がある30選手
ハフィーニャ(バルセロナ)
ブラジル代表のハフィーニャは、この夏バルセロナが現金化したいと思っている選手のひとりとみられている。バルセロナは依然として経済危機に見舞われており、収支のバランスを取りたがっているのだ。リーズのウイングだったハフィーニャはプレミアリーグへの復帰もあり得るが、評価額は8,000万ユーロ(約136億円)と言われている。 イングランドのトップリーグにいたことのあるハフィーニャなら、カタルーニャで決して楽な時間を過ごしたわけでないにせよ、上位6チームが賭けてみようと思っても不思議ではない。
モハメド・サラー(リヴァプール)
モハメド・サラーは昨年の夏、アル・イテハドから1億5,000万ポンド(約300億円)の声がかかった時、リヴァプールへの真の忠誠心を見せた。しかしながら、移籍市場が再び開いた時、その決意が試されることになりそうだ。サウジアラビアとのつながりは1年経って強くなるばかりであり、ユルゲン・クロップ監督の退任が公になったことは火に油を注いでいる。 アンフィールドでは新時代が始まっており、クロップ監督の後任がフェイエノールトのアルネ・スロット監督に決まって、サラーはそこに加わりたいと強く示唆している。だが、31歳のサラーに超高額のオファーが来れば、リヴァプールはそれを真剣に考えないほど愚かではない。とりわけ、今シーズン後半、パフォーマンスの質の低下が不安視されたことを考えればなおさらである。
ジェイドン・サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド)
ジェイドン・サンチョのマンチェスター・ユナイテッドでの最初の3年間は悲惨だった。プレミアリーグの55試合で9得点5アシストという結果は、7,300万ポンド(約146億円)の選手にとって悲しいものだった。エリック・テン・ハーグ監督は、このウイングの応用レベルを上げようとするたびに抵抗にあっていた。 しかし、だからと言ってサンチョに成功の見込みがないわけではない。レンタルでボルシア・ドルトムントに戻って以来、自信を取り戻してきており、チャンピオンズリーグの準決勝でボルシア・ドルトムントが優勝候補のPSGを倒した際には、サンチョがどれほど破壊的な選手かを世界は思いだした。それにより、サンチョの株はタイムリーに高騰したのだった。 ドルトムントがサンチョの完全復帰を望んでいることは明らかだが、マンチェスター・Uの5,500万ポンド(約110億円)という提示額を支払うのに苦労するかもしれない。他のチームがドルトムントを負かそうと名乗り出て来る可能性は充分にある。