中日・松山投手が一日警察署長/地元・七戸で
青森県七戸町出身でプロ野球中日ドラゴンズの松山晋也投手(24)=野辺地西-八戸学院大出=が6日、七戸署の一日署長を務めた。地元の天間林中学校の生徒に交通安全や詐欺への注意を呼びかけた松山投手は「地元に貢献できる機会として引き受けた。子どもたちに野球をもっと好きになってもらえるように活躍したい」と話した。 中学校訪問に先立ち、同署で洞内友美署長から委嘱状を受け取った松山投手は、結果を出せた-と最優秀中継ぎ投手賞を獲得した今シーズンを振り返った。来季に向け「自分自身が最高のパフォーマンスをして、チームの上位進出に役立ちたい」と語った。 天間林中では、生徒122人に自転車乗車時のヘルメット着用や、インターネットや交流サイト(SNS)利用時の注意などを呼びかけ、詐欺被害防止などが記されたチラシやクリアファイルなどのグッズを生徒の代表に手渡した。 町内の野球のクラブチーム「七戸Dreams」で捕手を務める坪莉玖斗さん(1年)は「松山投手は憧れの存在。呼びかけてくれたことを守り、もしできていない友達がいたら注意したい」と話した。