24時間スマホを手放せない…「スマホ依存症」のサインと対処法
スマホ依存症のサインとは?
もし自分がスマホ依存症かもしれないと思った場合、まずはロバーツさんがアドバイスする以下のチェックリストを確認してみて。 ・スマホが睡眠の妨げになっている? ・四六時中スマホを見ている? ・特定の行動が常態化している? (たとえば、周囲の人と話すよりもスマホを優先するなど) ・人間関係や仕事、健康に支障をきたしている? ・常にメッセージをチェックしたり、アプリを確認している? また、依存症の基準として「望ましい効果を得るためにスマホを使用し続ける(たとえば、SNS投稿を最新の状態に維持するために長時間スクロールし続ける)」「スマホの使用時間を減らしたいにもかかわらず、それがなかなかできない」などを指摘。 その結果、他のほとんどの活動を犠牲にしてしまったり、スマホを使えないと落ち込んだりイライラしたりしていたら要注意だとロバーツさんは説明します。 「メッセージを送ってもすぐに返信がこないことに怒りを感じることも、スマホ依存症のひとつの症状でしょう」 以上のことに思い当たった人は、合わせて次の下記の質問に自問してみて。
・スマホを使用しすぎているために、自分自身や他人を危険にさらしたことがないか?(スマホを見ながら道を歩いたり、自転車に乗りながらメッセージを送るなど) ・常にスマホをチェックし、もはや“スクロールするためにスクロールしている”状態で、友人や家族への気配りができなくなっていないか? ・スマホの使用制限時間を設定しても効果がでず、スマホを多用していることを人から指摘されて腹が立つようなことはないか? ・スマホの使いすぎでほかのことがほとんどできなくなり、あなたの生活や人間関係が崩壊していないか? ・ほかのことを排除してまで、スマホのメッセージを読んだり、読み返したりすることを優先していないか? 「スマホを心の拠り所として捉えている人も、多いでしょう」とロバーツさん。 「それが良い場合もありますが、依存傾向が強い人の中には、これによって自立心が低下してしまい、ささいな感情の揺れにもすぐスマホに手を伸ばすようになってしまう可能性があります」