宇佐美貴史の“劇的G”がJ1最優秀ゴール賞を受賞 札幌戦の後半AT窮地救ったゴラッソ「今まででNO.1」
宇佐美が初受賞に喜び「自分で言うのもあれですけど…」
今季J1リーグで活躍したチームや選手、監督を表彰する「2024Jリーグアウォーズ」が12月10日に横浜アリーナで開催され、最優秀ゴール賞にはFW宇佐美貴史(ガンバ大阪)がJ1第33節(10月5日)の北海道コンサドーレ札幌戦(2-1)で決めた劇的弾が選ばれた。 【動画】「あの瞬間で5、6回は悩んだ」宇佐美貴史が決めた年間ベストゴールの瞬間 今シーズンの最優秀ゴール賞は月間ベストゴールより選出され、各月の9ゴールがノミネート。選考委員により選ばれた最優秀ゴール賞は、札幌戦で宇佐美が決めた一撃だった。今季J1ベスト弾は後半アディショナルタイム4分に、自身がPKを沈めて同点とした4分後に生まれた。 MF山田康太からボールを受けた宇佐美は1人をかわしてペナルティーエリアへ。相手DFのスライディングタックルを冷静にかわし、最後は右足でフィニッシュ。ビハインドの展開から起死回生の同点PKを決めただけでなく、劇的勝利へとつながった一撃で鮮烈なインパクトを残した。 宇佐美は舞台上で「まず、このような栄誉ある賞をいただけて本当にうれしく思います。あのゴールは僕の今まで取ったゴールの中でも、自分で言うのもあれですけど……ナンバーワンのゴールだと思っていますし、それを評価していただけて嬉しく思います。これからも見ている人の心を動かすような、見ている人の思い出になるようなゴールを取りたいと思います」と初受賞を喜んだ。
FOOTBALL ZONE編集部