10月から始まる新型コロナワクチン定期接種、レプリコン含む5製品の使用を了承 厚労省
今回のニュースへの受け止めは?
編集部: 今回のニュースで紹介したレプリコンワクチンの承認について、どのように受け止めればいいのか教えてください。 中路先生: 今回のレプリコンワクチンの承認によってワクチンの選択肢が増えることは、新型コロナウイルス対策においては望ましいことであると考えます。日本国内の企業が開発したワクチンとしても評価されるべきでしょう。ただし、今後はリアルワールドでの効果・副反応を含めたエビデンスの構築が必要です。また、開発した企業は今後、メディアなどを通じて国民に「新たなワクチンについてのわかりやすい説明」をすることが求められると考えます。
編集部まとめ
厚生労働省のワクチン分科会は、今シーズンの定期接種の新型コロナウイルスワクチンに関して、レプリコンワクチンを含む5製品の使用を了承しました。定期接種の自己負担額は自治体によって異なるので、接種予定のある人は事前に調べておきましょう。
監修医師:
中路 幸之助 先生(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター) 1991年兵庫医科大学卒業。医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター所属。米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医。日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医。