食べ歩きが趣味の30代グルメ夫婦!栄養知識ゼロではじめたダイエットがきっかけで大きく変化した食習慣とは?
――食事記録をつけることで、ご自身の食生活にどのような気づきがありましたか? ひろしさん:学生時代は大食いで、ビッグマックを1度に2個食べたり、パスタも大盛りが当たり前という食生活をしていました。社会人になってからは食べる量も減り、自分では普通の範囲内という認識だったんです。なのにどんどん太っていくので「年齢のせいかな?」と思っていたのですが、あすけんに記録してみて、自分の適正カロリーよりだいぶ多く摂取していたことに気づきました。 ――ご自身の適正カロリーを見てどう感じましたか? ひろしさん:最初は「これしか食べられないんだ!」と思いました。食事記録から、カロリーがオーバーしているのに加え、脂質が多いこともわかりました。昼食にラーメンを食べることが多かったので、それだけで1日の脂質量を越えたりすることも。あすけんで可視化して初めて知ることばかりでした。
果物はカロリーなし!?栄養知識ゼロではじめたダイエット
――摂取カロリーなどを意識しはじめて、ダイエットに効果があったと感じることは何でしたか? ひろしさん:このダイエットをするまで、栄養素に関しての知識がほとんどありませんでした。食事記録をつけはじめてもわからないことばかりなので、とりあえず、摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにするのと、脂質と塩分が基準値を超えないようにすることだけは守ろうと決めました。 ちかこさん:夫がダイエットをはじめたことで、お互いの食べたものについて話すようになったのですが、果物はカロリーがないと思っていたと言うので、栄養知識のなさに驚きました!こんなに何も知らなかったんだ、と(笑)。 ひろしさん:なんとなく、夜遅くにスナック菓子を食べるのは良くないという感覚はありましたが、果物やゼリーはカロリーがないものだと本気で思っていました。それくらい何も知らない状態でしたね。 ちかこさん:そこから徐々に、果物には「果糖」というものがあるんだよとか、カロリーや栄養に関する会話が増えていきました。 ひろしさん:そんな時にたまたま、あすけんが出している『結局、これを食べるが勝ち』という本を見つけて読んでみたんです。自分が知らなかった栄養の基礎知識や食事管理のコツが書かれていて、個人的にはすごく勉強になりました。あまりに何も知らなかったものですから、もうそのまま本に書かれている通り真似するようにしたんです(笑)。 僕たち、それまで朝ごはんを食べる習慣がなかったのですが、本を見てから、朝食に納豆ごはんを食べるようになりました。ほかにも、食事は野菜から食べはじめるとか、基本的なことから食生活に取り入れていきました。 ――ダイエット中、大変だと感じたことはありましたか? ひろしさん:外食をしたときの食事記録が難しいですね。材料がわからず記録を諦めたことが何度かありましたが、大変だと思ったのはそのくらいです。 食事量に関しても、「これしか食べられないのか」と思ったのも最初の1週間くらいですぐに慣れました。以前は夕食後にお菓子を食べてしまう習慣があったのですが、今は食後はランニングをするようになったので、帰ってきたらそのまますぐ眠る生活になりました。おかげで食後のお菓子も自然とやめることができましたね。 ――ダイエット成功後の変化や周りの反応をお聞かせください。 ひろしさん:久しぶりに会った義両親や友人から、「痩せたね」と言われました。ピークで太っていた頃はランニングをするとお腹が揺れて痛かったんです!でも、今はそれがなくなりましたし、健康になったことで生活が快適になりました。 もともとタイトな服を着るのが好きだったのですが、体重が増え始めてからはゆったりめの洋服が増えていました。でも痩せてからは、またフィット感のある服も抵抗なく着られるようになって、それはやっぱり嬉しいですね。