「大谷はプレーしないよね?」米指揮官がジョークで報道陣笑い 侍ジャパンを「攻守ともに強い」と分析【プレミア12】
プレミア12のスーパーラウンドに進出したアメリカ代表のマイク・ソーシア監督が20日、翌日の侍ジャパンとの対戦に向け会見を行いました。 【画像】タイムリー放つ活躍をした侍ジャパンの捕手3名 オープニングラウンド3勝2敗でグループAを2位通過したアメリカ代表。ソーシア監督は「アメリカにとっては全試合大変難しい試合になりましたが勝ち抜き、スーパーラウンドで日本に来ることが出来て大変うれしく思います」とコメントしました。 スーパーラウンド初戦で戦う日本の印象については「日本チームは基礎がしっかりとできている素晴らしいチームだと思います。ディフェンスもいいですし、素晴らしいラインナップを組んできています」と分析。続けて「攻守ともに強い、(国際大会で)連勝中のチームを相手に自分たちが集中しなければならないのは、相手がどんなプレーをするかではなく、我々がそのチーム相手にどんなプレーをするかということだと思います」と気を引き締めました。 侍ジャパンの警戒すべき選手について「誰か一人と個人的な名前を挙げるというよりも、チーム全体が危険なチームだと思っています」とコメント。「WBC以来の対戦ですが」と記者から質問されると「大谷はプレーしないよね?それならOK」とジョークで報道陣を笑わせました。 大谷翔平選手がMLBに挑戦した1年目、エンゼルスで指揮を執っていたソーシア監督。ドジャース移籍1年目の今季は54本塁打59盗塁で「50-50」を達成、この活躍について聞かれると「入団前から彼の身体能力はずば抜けており、ポテンシャルがある大変素晴らしい選手でした。もちろん彼がこのような大きな偉業を成し遂げる選手になると思っていました。これだけ早い段階で素晴らしい偉業を達成したことは、自分たちにとってもうれしいことですし、本当にすごいことだと思います」と振り返りました。