「香水の香りがキツすぎる...」香害を引き起こさないために、知っておきたい“香り”の基礎知識をプロが解説
香水を付ける前に知っておきたい疑問にお答え【Q&A】
Q1:香水を付けるときの注意点は? 「膝の裏や肘の内側、リンパ節が集中している場所は汗腺も多く、香りが飛びやすいため香水を付けるとすぐに匂いが消えてしまったり、皮膚がデリケートで刺激を受けやすいので避けましょう」 Q2:香水を控えたほうがいいシチュエーションは? 「香水を控えるべきシチュエーションのひとつとして挙げられるのが、高級寿司屋に行くとき。香りは味覚と密接に関連しており、香りが変わると味も変わって感じられることが多いため、寿司の繊細な香りや味を楽しむためにも香水を控えましょう。もし、どうしても香水を付けたい場合はライトな香りを選び、足首や膝の内側など控えめな場所に少量だけ付けるようにしてください」 Q3:香水を付け過ぎてしまったときの対処法は? 「アルコール入りのウェットティッシュで軽く拭き取るのが効果的です。また、衣服や髪の毛に付け過ぎた場合は、ドライヤーの熱風を使って香りを気化させましょう。20センチほど離した位置から熱風を当てると香りが飛びやすいです」 Q4:男性が香水を付けるときに気をつけたいことは? 「男性向けの香水は女性向けのものよりも香りが強く作られているため、チェストラインから下の位置に付けるのがおすすめです。女性よりも体温が高く汗をかきやすい男性は、香りを直接周囲に広めないように腰骨や膝の内側、足首に香りを散らすとよりスマートに香らせることができますよ」