“現役復帰したレジェンド”から“公式戦初招集の22歳”まで…パリ五輪世界最終予選に臨む女子日本代表12名を徹底紹介!
■#18 野口さくら
生年月日:2001年2月24日(22歳) ポジション・身長:PF・182センチ 所属:アイシンウィングス 今シーズンからアイシンに移籍し、Wリーグではここまで14試合に出場して1試合平均10.8点6.9リバウンド2.0アシストを記録。ポイントゲッターとしての役割を背負いながら戦っている。安城学園高校(愛知県)の頃からオールラウンダーとして全国でもトップクラスの活躍を見せ、現在もインサイドにアウトサイドにと攻撃の幅は広く、フィニッシュのパターンも多い。ドリブルワークなど細かいテクニックを持ち合わせているのも特長だ。また、リバウンドやルーズボールなどといったボールへの執着心を前面に出したプレーも魅力の一つといえる。 A代表公式戦は初招集となるが、U16、17、19と、アンダーカテゴリーの日本代表をはじめ、3x3でも国際大会に出場するなど経験も豊かな選手。
■#23 山本麻衣
生年月日:1999年10月23日(24歳) ポジション・身長:PG・163センチ 所属:トヨタ自動車アンテロープス 3ポイントシュートを強みとする得点力の高いガード。試合ではチャンスを逃すことなく、思い切り良くシュートを放っていく。巧みなドリブルワークやステップなど高いスキルの持ち主でもあり、自らの得点にアシストにと攻撃は多彩だ。ミニバス、中学、高校、そしてトヨタ自動車と、各カテゴリーで日本一に輝いていて、東京オリンピックには3x3女子日本代表として出場した。その3x3では過酷なオリンピック予選を経て東京行きの切符をつかんだ経緯があるため、その経験も今回に生かしたいところ。 今年1月に高崎アリーナで行われた女子日本代表の紅白戦では2番ポジションを担っていて、OQTでもシュート力を買われて2番での起用が多くなりそうだ。
■#27 林咲希
生年月日:1995年3月16日(28歳) ポジション・身長:SG・173センチ 所属:富士通レッドウェーブ 武器とする鮮やかな3ポイントシュートは、相手に大きなダメージを与える。それだけでなく、チャンスとあらば果敢にドライブからのシュートも試み、パスで味方のシュートも演出する。また、ディフェンスでの働きも大きい選手だ。恩塚ジャパンにおいて、ケガで不出場となった一昨年のワールドカップ以外は、参加した大会すべてでキャプテンを担っていて、コート内外で積極的にコミュニケーションを取ってチームをまとめる。 銀メダルを獲得した東京オリンピックでの活躍もまだ記憶に新しいところだが、そこから精神的にもよりたくましくなって自身2度目のOQTに挑む。Wリーグでは今シーズンより富士通に移籍し、新天地で新たに日本一を目指している。