“現役復帰したレジェンド”から“公式戦初招集の22歳”まで…パリ五輪世界最終予選に臨む女子日本代表12名を徹底紹介!
■#8 髙田真希
生年月日:1989年8月23日(34歳) ポジション・身長:C・185センチ 所属:デンソーアイリス プレーのみならず、精神的にも女子日本代表を支える大黒柱。相手との駆け引きがうまく、インサイドプレーや3ポイントシュートと、オールラウンドな動きから得点を量産していく。もちろんリバウンドも健在だ。エントリーメンバーでは185センチの髙田がチーム最長身。ほかにも4名が180センチを超えるが、ディフェンスのうまさもある髙田が攻防においてこれまで以上にインサイドで奮闘することとなるだろう。︎ 本人も「私自身はディフェンスがポイントだと思っていて、相手にボールを簡単に持たせないようにして、リバウンドも取り切る。そこをしっかりとやった上でのオフェンスだと思っています。試合に出ている時間は役割を果たしたいです」と、意気込む。
■#12 吉田亜沙美
生年月日:1987年10月9日(36歳) ポジション・身長:PG・165センチ 所属:アイシンウィングス 長きにわたり女子日本代表を引っ張ってきた司令塔で2016年のリオデジャネイロ・オリンピックではキャプテンを務めた。その後、2019-20シーズンをもって現役生活にピリオドを打ち、指導者の道を歩き始めると、東京医療保健大学のアシスタントコーチとして約1年チームに携わった。しかし、今シーズンより再び選手としてユニフォームに袖を通すことに。 新天地のアイシンではバックアップのポイントガードとして流れを変える働きを見せている。日本代表では4年前のOQT以来の復帰。視野が広く、先の先まで読んだプレーでゲームを支配する。一瞬の隙も逃さないアシストなどキャリア豊富なベテランは「初戦のスペイン戦が大事」と大会を見据えている。
■#15 本橋菜子
生年月日:1993年10月10日(30歳) ポジション・身長:PG・164センチ 所属:東京羽田ヴィッキーズ 緩急をつけたドリブルでディフェンスをいなしてのシュートや勝負強い3ポイントシュートなど得点力のあるポイントガード。それだけでなく、落ち着いたプレーから味方のシュートをお膳立てするようなパスなども多く、今大会でもゲームメークに期待がかかる。 2018年の「FIBA女子バスケットボールワールドカップ」で日本代表の国際大会デビューを果たすと、翌年の「FIBA女子アジアカップ」ではチームの優勝に大きく貢献。大会MVPにも選出された。その後も日本代表としてのキャリアを重ね、東京オリンピックでは銀メダルを獲得。自身の役割に徹する遂行力もあり、所属する東京羽田ヴィッキーズでは大黒柱として今シーズンで8シーズン目となる。