長野・白馬村の学校給食で食中毒、提供されたカジキからヒスタミン検出…46人が頭痛など訴える
長野県白馬村の村立小中学校3校で給食を食べた児童生徒らがアレルギー反応に似た症状を訴えたことを巡り、県は9日、給食で提供されたカジキから検出されたヒスタミンが原因の食中毒と判明したと発表した。46人が頭痛などの症状を訴えたが、全員が快方に向かっているという。村はすでに給食の提供を休止しており、今月16日に再開する予定。 【図】いろいろありました…謝罪記者会見
県大町保健所によると、村学校給食センターが調理し、今月4日に3校の給食で提供されたカジキのフライからヒスタミンが検出された。
ヒスタミンは赤身魚を常温で放置するなどした場合に生成され、発疹や腹痛などを引き起こす。