“ビジネス版”ジャパンモビリティショーのプログラム詳細が発表、メーカー合同の展示も実施へ
2023年、それまでの東京モーターショーが名称とコンセプトが一新され、モビリティ社会の未来を魅せるジャパンモビリティショー(JMS)として生まれ変わるとともに、ショーケースイベントとビジネス向けイベントが交互に開催される形態となった。ビジネス向けイベントとなる2024年度のJMSも開催まで一カ月を切った9月20日、そのプログラムの詳細が発表された。日本自動車工業会(自工会)は9月20日、開催まで一カ月を切ったジャパンモビリティショー(JMS/旧東京モーターショー)におけるプログラムの詳細を発表した。 【画像で見る】未来モビリティ会議のセッションおよび登壇者 自工会は2023年、クルマや技術の見本市および展示会として開催されてきた東京モーターショーのコンセプトとイベント名を変更。自動車業界以外からも出展者を広く募り、新たなモビリティ社会の未来を提示する「共創プラットフォーム」であるJMSとして、あらためて始動させた。 また、東京モーターショーは隔年開催としていたが、JMSは毎年開催に。2023年度のようなショーケースイベントとビジネス向けイベントを一年ごとに行うパッケージとした。 ビジネス向けイベントとなる2024年のJMSは『JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024(ジャパンモビリティショービズウィーク2024)』と名付けられ、10月15日(火)から18日(金)までの4日間にわたり、千葉県の幕張メッセで実施される。 プログラムは「ブース出展」、「ビジネスマッチングプログラム」、「未来モビリティ会議」の3つとなる。 ブース出展ではスタートアップ150社(予定)と事業会社58社が集い、それぞれの課題と解決策やヒントを掲示する。また、「All roads lead to the future. -それぞれの道から、カーボンニュートラルな未来へ。-」と題した自工会の会員メーカーによる合同展示も行われ、ここではCO₂削減のためのあらゆる技術を用いた乗用車や商用車が披露される。 事業者同士の交流の機会となる「ビジネスマッチングプログラム」では、オンラインコミュニケーションツールとして「Meet-up Box」を開設。これを利用することでイベント会期前にスタートアップや事業会社の情報が閲覧や商談予約が可能となり、イベントの現場における商談が円滑に進みやすくする施策も取られている。 Meet-up Boxには9月16日時点でスタートアップ214件、事業会社332件の登録があり、9月20日から登録された各社の情報が公開。さらに、このツールは会期後も稼働を続け、継続的に事業共創をサポートする。 未来モビリティ会議は、会場の特設ステージからモビリティの未来について発信するもの。イベント初日の10月15日には、自工会会長を務める片山正則氏らがスタートアップ企業の代表とともに特別セッションを行う。2日目以降もカーボンニュートラルやモノづくりなどがテーマのビジネスセッションが実施される予定となっている。 JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024は入場無料だが、入場の際はオンラインでの登録が必要となる。イベントの詳細については公式ホームページでご確認を。 JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024 開催概要 ●名称:JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024 ●会期:2024年10月15日(火)~10月18日(金) ●開場時間:10:00~17:00 ●会場:幕張メッセ(国際展示場) ●入場:無料(全来場者登録入場制)※入場にはオンラインでの登録が必要です。 ●主催:一般社団法人 日本自動車工業会(JAMA) ●共催:一般社団法人 日本自動車部品工業会(JAPIA) ●後援: 外務省、経済産業省、国土交通省、環境省、東京都、日本経済団体連合会 一般社団法人 日本自動車車体工業会(JABIA) 一般社団法人 日本自動車機械器具工業会(JAMTA) 一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(JADA) 日本自動車輸入組合(JAIA) 一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA) ●公式サイト:https://www.japan-mobility-show.com/
MotorFan編集部