震災で株価が暴落したとき、個人投資家はどうするべき?
専業投資家インフルエンサー、DAIBOUCHOU氏は災害などでの株価への影響をどのように考えているのでしょうか
2006年に資産10億円を達成した専業投資家インフルエンサーのDAIBOUCHOUさん。バリュー株・連続増配株・成長株をはじめ、さまざまなジャンルの有望銘柄や、それを発見するための情報収集術、過去の売買エピソードなどを語り尽くします。今回は能登半島を中心に起きた令和6年能登半島地震など、災害などへの株式投資の影響やその回避法について語ります。1月1日、能登半島を中心に大きな地震が起こりましたね。まずは、今回の能登地震で被害に遭われた方に、お見舞いを申し上げます。 やはり日本は地震大国で、改めて振り返ってみると、記憶にあるものだけでも 1993年7月・・・・・・北海道南西沖地震 1994年10月・・・・・・北海道東方沖地震 1995年1月・・・・・・阪神・淡路大震災 2003年9月・・・・・・十勝沖地震 2004年10月・・・・・・新潟県中越地震 2011年3月・・・・・・東日本大震災 2016年4月・・・・・・熊本地震 2018年9月・・・・・・北海道胆振東部地震と、かなりの回数で大きな被害を出した大地震が起こっています。この手の震災に見舞われたとき、私たちは自分の大事な資産を、どのようにして守ればいいのでしょうか。 とくに株式投資をしている人たちにとっては、規模の大きな自然災害が株価にネガティブな影響を与える恐れがあるので、気になるところだと思います。例えば、かなりの確率で起きると言われている「東京直下型地震」や「南海トラフ巨大地震」が起これば、いずれも東日本大震災をはるかに超える被害が生じると想定されています。 さらに、東京直下型地震は首都東京、南海トラフ巨大地震は大阪、名古屋といった巨大経済圏に大きな被害を及ぼしますから、日本経済そのものが麻痺状態に陥るでしょう。当然、株価は大暴落する可能性が高いでしょう。 では、こうした自然災害から財産を守る方法があるのか、今回は私なりの考え方や対処法についてお伝えしていきたいと思います。
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DAIBOUCHOU