武尊が復帰戦でONE期待の新世代ファイター、ブラック・パンサーと対戦。「ONEのトップに上がっていく選手。返り討ちにしたい」【ONE】
今回の試合については「前回、負けたイメージを払しょくしたいので、その対策はやっている。僕が一番最初にONEの試合を見たのがFriday Fightsで本当に激しい試合ばかりでめちゃくちゃ盛り上がる大会だった。その中で一番盛り上がる試合をして、一番派手なKOで勝ちたい」と語り、ONEの判定の傾向について問われた際には「判定基準などは前回の試合で学んだこともあるし、(野杁)正明の試合でセコンドに就かせてもらって勉強はしているが、結局は倒した人が勝つというのが格闘技。僕はそれを一番に考えて練習も試合もしているので、そういう戦いをしたい」とKO勝ちを予告した。 武尊は今年1月の日本大会「ONE 165: Superlek vs. Takeru」にてONEデビューを果たし、ONEフライ級キックボクシング世界王者スーパーレック・キアトモー9(タイ/Kiatmoo9 Gym)に挑戦。5ラウンドにわたる激闘を繰り広げるも惜しくも判定負けを喫し、世界王座獲得はならなかった。その試合で腿と腕の筋断裂とヒザの骨折というケガを負い、治療に専念していた。
会見では元ONEバンタム級キックボクシング世界王者の秋元皓貴(Evolve MMA)のカードも発表された。秋元は元ONEフライ級キックボクシング世界王者のイリアス・エナッシ(モロッコ)と対戦する。 秋元は「前回の試合は自分としては出来は良かったと思ったが、結果は判定負け。倒し切らなかったら何を言ってもしようがないと思うので、“次は倒せるように”と心がけて練習してきた。やるからにはトップを取らないと意味がないと思うので、今回の試合にしっかり勝って、次につなげたい」と語った。 エナッシについては「フライ級で王者になった時から見ていて、スピードも速いし決定力のあるいい選手」、試合については「タフな試合になるのは覚悟している。スピードが速くフットワークもすごくいいが、パワーは自分が上回っていると思っている。倒して勝てればと思っている」などと語った。