「こんなはずじゃなかった…」現役保育士が明かす、後悔しないために知っておくべき“保育園選び”4つのポイント
服の汚れはどこまで許容できる?
SNSでも時折「保育園で着た服が汚れて帰ってきた」という声を聞きますが、このトラブルも園によるという印象が強いです。 最初に働いたお勉強園は、スモックが持参だったので制作の際はスモックを着て行い、着ている服は絶対に汚れないようにしていました。 反対に次に働いた保育園はとにかく外遊び重視の保育園で、散歩に行けば落ち葉にダイブし、崖を見つければみんなで登り、どの木が登りやすいか考えて挑戦し、夏には全身泥だらけで遊ぶ……という園でした。もちろん保育士も例外ではなく、いつもジャージを汚して帰ってくる私に旦那が「洗濯機が壊れる!」と言い放ったことは今でも忘れられません(笑)。 制作も園庭で絵の具で描いたらそのまま顔や手につけてましたし、戸外で魚を焼く食育もあったので臭いも持ち帰ったこともありました。 そのくらい園によって対策が異なるので、服の汚れに関して自分はどのくらい許容できるのかを改めて考えておくと良いですね。 とはいえ、子どもは汚してきて当たり前!と思っていても、仕事終わりにとんでもない泥汚れを前にするとやはり「マジかー」となるのは否めません。
保護者の負担はないほうがいい?
”手ぶら登園”という園があるほど、保育園の持ち物も園によって様々。 持ち物はオムツと着替えだけという保育園もあれば、お昼寝布団は個人持ちでカバーは全部手作り指定という園も実際にあります。 子どもたちが通っている園はとても良い園だと思っているのですが、自分が働いてきた園と比べてみても手作りのものが多く、そこだけは面倒だなと思ったことが多々ありました。 これはオムツに関しても言えることで、最近はオムツのサブスクサービスを導入し、全く持ち物がないという保育園も出てきました。 保護者の負担はないほうが確かに助かりますが、子どもの活動の豊富さをとるのか保護者の楽さをとるのかは考えておいても良い部分。 サブスクサービスなどはお金も絡んでくるので良し悪しがあり、一朝一夕で導入できるというものではありません。 自分の中でオムツの持ち帰りはNG、布団の持ち帰りはNG、などある程度のラインを決めておくと良いかと思います。