「こんなはずじゃなかった…」現役保育士が明かす、後悔しないために知っておくべき“保育園選び”4つのポイント
こんにちは!現役保育士のはるです! 来年度4月入園の保育園申請締め切りがあと残り2ヶ月程……という自治体も多いのではないでしょうか。保育園にも見学に来られる方が増え、かわいい赤ちゃんに癒されている毎日です。 【あわせて読みたい】「よく見たら天井にクモの巣が…!?」保育士ママたちが保育園見学で必ず見る“意外なチェックポイント” 保育園は長いお子さんだと6年間通う施設。入ってから「こんなはずじゃなかった」「こんなこと知ってたら入園しなかったのに!」となってしまい、子どもも大人も疲弊することは避けたいですよね。 保育園に入園してから後悔しないように保育園見学に行く前にできること、保育園見学中に聞きたいことをまとめました。
保育園に求めることって?
保育園に入園してからのトラブルで多いのが、保護者と園の価値観の違いから生まれるものです。 子どもが保育園に行っている間は様子を見ることができないからこそ、自分の価値観と園の価値観の差はなるべく減らしておきたいところ。保育園にどんなことを求めるのかも、考えておくと良いですね。
お勉強を充実させるのか、外遊びを楽しむか
私が最初に働いた保育園は「お勉強園」というイメージが強いほど、子どもが行う課外活動が多い園でした。当時3歳児クラスの担任をしていましたが、毎週火曜日は運動教室、水曜日にリトミック、木曜日は園の行事(誕生会や七夕といった季節行事)と隔週で英会話が入っていました。 そこにプラスして制作を毎月平面と立体造形で2種類作る必要があり、とてもじゃないけど散歩に行けるのは多くて週に1度。しかも散歩に行っていいのは1日に1クラスという謎のルールがあったので、週によっては1回も散歩に行けないなんていうことがありました(ちなみに5歳児クラスになると、追加で習字と算数の課題がありました)。 保育園に机上での勉強や運動教室や英会話といった課外活動を求めるのであれば、良い園だと捉えるでしょうし、実際に「散歩は危険だから室内遊びでいいです」という声もありました。ですが、逆に「もっと外で遊ばせてほしい」「散歩に行かなすぎる」といった声があったのも事実。 どちらの声も間違いではないのですが、保育園にどこまで勉強や外遊びを求めるのか。英語教室といった課外活動は必要なのかを考えると、園選びもしやすくなるので、保育園に対して何を求めるのかは家族全員で共通理解を持っておくと良いと思います。