合格祈願は実家の寺で!? 大正大学の学生にランパンプスがインタビュー!
伊東:実際、長野の実家のお寺の先輩で、私と同じ公立高校を出た後に、国立大学に入られた方がいるんですが、そのルートで僧侶の修行に行って資格を取って、実家に戻った時には、周りは大正大学を卒業した人たちのグループが出来上がっていたとのことです。仲良くはできるんですけど、思い出話には結局入れない、みたいなことがあるとおっしゃってました。
小林:確かに仏教を学ぶにしても、いろんな人脈が広がったほうが見識も広がるもんね。 寺内:宗派は違えど同志だもんね。2学部とも話題が新鮮ですごく面白いなー。 小林:サークルや部活はやってるの? 釣賀:私はボランティアサークルに所属しています。 寺内:地域創生とボランティア? どういう高校生時代を過ごしたらそうなれるの(笑)? 全部、地域のため、人の為じゃん。逆にヤンキーだったから罪滅ぼしのためとか(笑)?
釣賀:とんでもない(笑)。むしろ「受験勉強やるぞ! 大学といえば国公立だけだ!」みたいな公立の進学校出身です。だから、私が志望校に大正大学をあげて先生に進路相談したときは「大正大学に行った先輩がいないから、お勧めすることはできないけど、あなたが行きたいなら頑張ればいいと思うけど」みたいな(笑)。でも、結局、学びたいことを学べるところに行こうと思ったんです。
小林:逆にヤンキーだよ(笑)。 釣賀:先生方も私のことをどう進路指導すればいいか分からなかったでしょうね(笑)。 小林:そんな中の受験勉強で辛かったことってありました? 釣賀:「受験勉強を楽しく」というのは難しかったですね。受験の時期がコロナ禍と被っていて、高校三年生の半分くらいが休校期間だったんです。再開してからの授業のスピードがそれまでと全然違って、今はこんなですけど、当時は不登校になってしまいました。でも、その期間を休んだことで「どういうことを勉強したいんだろう」ということを整理する機会になりましたね。 小林:結果、地域創生学部を見つけて「これだ」って自分の中で思ったんだね。 伊東:私は先ほど申し上げましたように「宗門子弟特別入試」ではなく、他の入試方式で入りたいという決意があったんです。 寺内:お寺の後継ぎさんだけの入試形式だよね? 使わなかったんだ?