合格祈願は実家の寺で!? 大正大学の学生にランパンプスがインタビュー!
釣賀:(笑)。「こういう調査したい」って現地に入って、調査をするんですけど、そこで繋がった人脈から学びが広がっていって最終的には「実習期間じゃ足りない!」となるのが面白いんです。学生によっては、実習の期間の前から現地に行ったり、終わってから追加で調査したりするんですよ。 寺内:4週間でも期間が足りなくなることを見越して早めに行くこともあるんだ! 釣賀:研究のフィールドを広く選べるのも、飛び越えられるのも、この学部の強みだと思ってます。 小林:志望する前からそのような調査研究ができることは調べていたんですか? 釣賀:私、それしか見てなかったんです(笑)。 寺内:猪突猛進だねー(笑)。
伊東:私が志望した理由は至極単純で、実家がお寺だからです。私は浄土宗のお寺に生まれまして、大正大学を志望したんですが、仏教学部はコースが別れていて、お寺のお子さんは本来、宗学コースに入るんです。だけど、私は親への反骨精神で仏教学コースに入りました(笑)。お寺の長男なので、家を継ぐことはもう決まっていたんですけどね。
寺内:別の大学行くんじゃなくて、同じ大学の同じ学部の違うコースに行ったんだ(笑)。こうやって反抗したの(笑)?
小林:宗学コースの窓ガラス割ってないよね(笑)? 伊東:宗学コースだと、修行に行ける年が三年次と四年次の2回あるんですけど、仏教学コースでは四年次の1回しかいけなくて、卒論を出すタイミングと重なっちゃうんです。先生たちから「可哀想だ」という配慮で、今は宗学コースの友達と勉強しています(笑)。 寺内:何やってんだよ(笑)! 伊東:反抗したんですけれども、結局……。 寺内:矯正されたんだ(笑)。 伊東:宗学に折れました(笑)。
小林:伊東君、面白いねー(笑)。
寺内:でも、そういう事情もちゃんと鑑みてくれるんだね。 小林:ご実家がお寺だと、大学に行く時の選択肢ってどのくらいあるの? 伊東:宗派によって色々ありますので、浄土宗の話しかできないんですが、浄土宗は、他の大学を出たり、社会人をやってからお寺を継ぐ人のための別ルートも用意されています。なので、大正大学に入らなくても、お坊さんにはなれるんです。ただ、大正大学を出ると、その後の位にちょっと響いたり、人脈、友達が作れるという利点があります。 小林:それはでかいな!