「少年忍者」深田竜生&黒田光輝が手塚治虫さんの名作に挑む 「ジャングル大帝」ルネ&ルッキオ編が大阪で開幕
アイドルグループ「少年忍者」の深田竜生(22)と黒田光輝(20)が主演する「リーディング音楽劇『ジャングル大帝』ルネ&ルッキオ編」が10日、大阪市の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで開幕した。 「ジャングル大帝」は日本を代表する漫画家・手塚治虫さんが1950年から連載を開始した長編漫画で、人間に育てられた白いライオンの子・レオが成長する姿を通して、自然と人間の関わりを描いた名作。ステージではオーケストラや映像とともに朗読する「リーディング音楽劇」として23年6月に初演され、好評を博した。 その再演で完結編となる今回はレオの生涯を2部作で描く。前編の「レオ編」は4人組グループ「ふぉ~ゆ~」の主演で昨年に上演。そして初演となる後編の「ルネ&ルッキオ編」は深田と黒田がダブル看板となる。深田が演じるルネと黒田ふんするルッキオはレオとその妃・ライヤの子として生まれた双子。人間の文化に興味津々のルネはライヤとルッキオの反対を押し切り海へ出る。 深田は「ミュージカルや朗読劇とは違うリーディング音楽劇という経験したことのない新しい挑戦で、稽古期間から黒田と一緒になんとか周りの皆さんにくらいついてきました。まずは初日を迎えられて、ひと安心しています」。黒田も「無事に初日の幕を開けられて一安心しております」とし、「最後の最後まで気を抜かず、皆さんで一つのステキな舞台をつくり上げることができたら幸いです」とコメントした。
中日スポーツ